展示

山中俊治 『Prototyping in Tokyo』展

会期

2018.03.27―2018.05.20

火曜日~土曜日

10時 ~ 22時

日曜日・祝日

10時 ~ 18時

価格

入場無料

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ジャパン・ハウス サンパウロ2階において、最先端テクノロジーを用いた日本のプロトタイプを紹介する山中俊治『Prototyping in Tokyo』展を3月27日から5月13日まで開催します。本展では、テクノロジークリエーション領域の核となる、美しいプロトタイプの数々が展示されます。日本の先端技術と繊細な美的感覚が調和したこれらのプロトタイプは、テクノロジーがもたらす夢を広く社会に示す役割をもちます。また、本展では、普段あまり表に出ないプロトタイピングのプロセスも併せて展示されます。

本展は、デザイナーでありエンジニアでもある山中氏による、日本のクラフトマンシップと、プロトタイプ技術の融合が見どころです。東京大学生産技術研究所教授である彼は、日本のイノベーション大使とも言えるほど、腕時計から自動車まで、はたまたJAXAが目指す小惑星への有人宇宙船といった数えきれないほど多岐に渡る革新的なプロジェクトに携わってきました。山中氏のこれまでの研究・活動については、3月22日のInstituto Mauá と、3月27日の当館(参加費無料)で講演会でもご紹介いたします。

本展はインタラクティブに富んだ内容であり、いくつかのプロトタイプは実際に手で触れることが出来ます。来館者は3Dプリンターで作られた試作品の数々や製作のプロセス、沢山のアイディアを通じてプロトタイピングのプロセスを追体験することが出来るでしょう。会場は「構造・動き」「質感・触感」そして「身体拡張」の3つのテクノロジーから構成され、日本ならではの美意識から生まれ、そして自然と最先端技術にインスパイアされたシンプリシティあふれる7つのプロジェクトが展示されます。山中研究室で開発された作品の中には、一見機械で作られたのではない、本物の生き物のように感じられるものもあるでしょう。東京で生まれた未来への考察を、深く捉える機会となるはずです。

プロトタイプをご覧いただくと、その形と動きの繊細なディテールに感嘆されるでしょう。例えば” READY TO CRAWL”というプロトタイプは、モーター以外は全部品が一体成形されています。生き物のように完成された状態で生まれるロボットであり、結果様々な動作を可能にしたプロトタイプが展開されています。

また、” Rabbit Project”という、人と人工物の調和を追求してデザインされた、陸上競技用下腿義足シリーズを展示します。2012年のロンドンおよび2016年のリオ・パラリンピック日本代表選手の高桑早生選手のために開発された義肢です。また、生物における一般的な「立つ」という行為を探る”Apostroph”というロボットも展示されます。ゆるやかなカーブを描くフレーム同士をつなぐ関節には、外力に反発するふるまいがプログラムされており、この仕組みによって”Apostroph”は人間が立ち上がろうとするのと同じく、安定姿勢を探す試みのような動きを実現しているのです。

PROTOTYPING IN TOKYO - Shunji Yamanaka
PROTOTYPING IN TOKYO - Shunji Yamanaka
PROTOTYPING IN TOKYO - Shunji Yamanaka
PROTOTYPING IN TOKYO - Shunji Yamanaka

 

山中俊治『Prototyping in Tokyo』展
2018年3月27日(火)~ 5月20日(日)

場所:
ジャパン・ハウス サンパウロ (Av. Paulista, 52)
開館時間:
火曜日~土曜日 - 10時 ~ 22時
日曜日・祝日 -   10時 ~ 18時
入場無料

プログラム詳細は公式Facebookにてご確認ください: facebook.com/JapanHouseSP


講演: ”Prototyping for Envisioning the Future”
日時: 3月27日(火)17:00~
場所:ジャパン・ハウス サンパウロ (Av. Paulista, 52)
入場無料
参加方法:講演開始の1時間前より、整理券を配布いたします。
※日本語-ポルトガル語の同時通訳があります。

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